筋肉痛もないしこれはいけるとトボトボ走るがどうせタイムオーバー確定なので走り歩きをくり返す。
走っているときはタイムオーバーになったらどうしようで頭がいっぱいである。
でも走らないと前に進めないと頑張って走る。
たぶん65Km地点位に折り返してきたヒルツさんと出会う。
結構いいペースで走っておりたぶんヒルツさんは75Km地点くらいで約10Km離されている。
ヒルツさんは12時間切りはいけるかな?
かたやこっちはタイムオーバーほぼ確定覚悟で枚方大橋に向かう。
その2Km後、kinopiさんとすれ違い「大丈夫と聞かれる。」駄目ですと報告する。
トボトボと走っていると大丸☆さんが子供を乗せて自転車でフラフラとこっちに向いて走ってきた。
応援してくれているようである。
でも私はほとんど歩いているのと変わらない状態でタイムオーバーになりかけと話す。
弱音でタイムオーバーになったらどうしようと話す。
本当は小銭を持っていないので枚方大橋でタイムオーバーになったときのことを考えて
お金を貸してと言う遠回しの話し方をしていた。
返事は今からそんなこと考えてどうするのか?と言う返事だった。
たぶん伝わっていなかったのだろう。と言っても直接お金を貸してと言えずわかれる。
少し後悔かな?
道中、ONE PIECEのルフィー仮装ランナーを追い抜くが何か独り言を言っている。
「俺はもう走れないんだ」といている。でもどう見てもまだ走れるような気がする。
沿道客にかなりいじられているのだなと思った。
仮装はこれだからこわいものである。
私もそんなことは言っていられない。
・・・・確か初めてウルトラに出場した時は68Km 9:30でバスに乗せられた。
すでにとっくに9:30は超えている。もうタイムオーバー確定だな。
再び本当にタイムオーバーになったらどうなるのか?と真剣に考える。
ここから大阪城に戻るには約30Kmある、荷物は大阪城にあるので歩いて帰ると夜中になるだろう。
ここから家までタクシーに乗って自宅でお金を払って、大阪城に行くか?
それとも高槻に弟がいるので歩いて向かって大阪城までの交通費を借りるか?
完全にタイムオーバーを想定していた。
やっとの思いで枚方大橋のエイドが見えてきた。
枚方大橋エイドでは人が群がっている。
やはりもう終わりかな?でもまだタイムオーバーで無いようでここでもタイムオーバー時刻を確認していない。
約1.5Km先の折り返しでチェックポイントに到着するがまだタイムオーバーではないのか?
と確認するがまだと返事。