Diary    『倒れているおっさん』   8/20

              タニマリと合流してヒルツと3人が一緒になる。
              たけぽんは前にいるのであろう。
              会場大スクリーンには猫ひろしが叫んでいる、どうやらスタータをするらしい。
              ワッセーラー、ワッセーラ、こんな奴が本当にフル2:37で走ったのだろうか?信じられない。
              スタートまで残り10分、依然とあまり緊張感がない。
              こんな時はたいてい最悪な結果が待っているのである。

              ここで今回の作戦を描く。
              ペースはキロ6:05〜10、70Km地点で7:30を目指しゴールは11:30を目標とする。
              これは超理想像であり、ペースこそは去年より遅いが70Km地点は30分速い、ゴールも30分早い設定にしている。
              でも、そう簡単にはいかないのがウルトラの過酷さです。

              5時、周りはすっかり明るくなりいよいよスタート時刻、猫ひろしのスタータ合図と共に一斉にランナーがスタートする。
              フルとは違い100Kmなのでスロースタートで走る。
              スタート地点通過は2分遅れ、ウルトラでは特に気にしない。
              ヒルツ、タニマリ、ツンツンの3人はお互いの位置をけん制仕合ながら走る。
              去年は3Kmくらいでタニマリの姿が後方に消えていくが今年は少し違うようだ。
              スタート直後の上り坂、ヒルツ、タニマリの姿がある????
              やはり私のペースが遅いのだろうか?
              そのうち前に出ることができるだろうと思う。
              今回で2回目の富士五湖、去年と同じ景色富士山の雄大さはあるが見慣れた感じでもある。
              早朝のRUNはとても空気が綺麗で気持ちがいいものです。
              でも、5時って早すぎという感じもある。
              これは大会、練習ではないのである。
              何か体が重たい感じもする。
              5Km走ってもまだヒルツ、タニマリの背中を見て走る。
              5Km通過タイムは0:33:03とやはり自分の目標タイムよりだいぶ遅れている。
              とくに前が込み合っているわけでもないので確実にスローペースであろう。
              予定通りだと0:30:50、スタートロスタイムを差し引いても1:50遅れている。
              一度このペースを維持してしまうと落とすことはできるが上げることはできない。
              今日の体の調子はこんなものだろうとこのままのペースで維持することにする。

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