Diary 『スーパーサイヤ人からあしたのジョーへ』 3/10
10月17日午前2:00 とうとうマラソン当日3:30前となった。今日はいつものマラソンと
違い妙に気合いが乗っている感じだった。というより、緊張してる。朝ご飯を食べながらテレビを
つけると「猿の惑星」がやっていた。しばらく見ながらマラソン直前の最終メールを
連れに送ることにした。緊張と不安のあまり、いい文章が思いつかなかった。
メールは短めに済ませて、とりあえず走れるよう気を乗せとかんな!と思った。
いつもマラソン当日朝起きた時にする自分足に頼むからゴールまで足もってちょうだいと、
自分自身と自分の足に暗示をかける。それと髪の毛をオールバック(Xのtoshi状態)にし、
恐らく目つきもいつもと較べものにならないほど怖いものになっている。多分別人?と言う
表情になっていると思う。それほど俺にとってマラソンというのは年に何回かの真剣勝負である。
気合いが乗ったところで荷物をまとめてジャージ姿に着替えてホテルを出た。
午前3:30 送迎バスに揺られ会場へと向かっていった。朝早くにもかかわらず、バスは瞬く間に
満車となった。やっぱりみんなも気合いが乗ってるんやなと思い、異様な雰囲気の中会場へと
着いた。会場にはすでに多くのランナーがいた。バスの異様な雰囲気以上に緊張した空気が
漂っているように見えた。なんかちょと声をかけたら殴られそうな感じでもあった。自分自身でも
かなり気を練ってきたつもりだったがこの重い空気に押しつぶされそうであった。人は人、わしは
わしやと思い、ゼッケンとイエローチップをシューズにつけ、最終調整の秘密兵器爪切りを出して
手足の爪を切ることにした。この日のためにわざわざ1ヶ月半伸ばしっぱなしにしておいた。
この爪切りは毎回恒例となっており、会場内で切ると決めている。直前に切ると何か体が
軽くなったような感じになるのは私だけでしょうか??現にマラソンをしているときは腕時計を
しているだけでも重たく感じる。よって最先端に付いている爪を切れば多少何グラムであっても
軽くなると言う単純な考え方である。何かこんなところで必死に講義をしている俺もむなしいと思う・・・
走るまでは時間があるため仮眠する事にした。
どれだけ寝たのだろう会場がやけに騒がしくなってきた。来たときよりも体育館内は人で
あふれていた。ここは100Kmのみのスタート地点のためこれだけの人が走るのかと思った。
と言ってる間にスタート40分前になったためジャージを脱いでスタート地点へ行くことにした。
この大会は62Km地点で着替えができるためゴール地点との2つの荷物を分けなければならない。
途中自衛隊のおっさんに荷物を渡してスタート地点へと向かった。
さすがに朝が早いためタンクトップ、短パン姿ではめっちゃさぶかった。やっぱりスタート地点に立つと
緊張と不安がいっぱいだった。けれどもマラソンはゴールした時も感動するが、このスタート地点の
ドキドキ感がたまらないと言うのも嘘ではない。何かステージに立って主役を演じているような気がする。
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