Diary    『伝説の三つ巴戦』   7/15

                     このマラソンは交通規制は全くしておらず信号も守らなければならない、
                     道中ほとんど歩道がないところも走らなければならないのである。幸いに交通量が
                     少ないことが助かるところですね。
                     次の20Kmも58分台ととても順調なペースで走っている。
                     22Km地点・・・、どこかで見たようなランナーが・・・そう、たけぽんさんです。
                     2週間前くらいより足首の故障を言っておられたので悪化したのでしょう。
                     行ける所まで行くということなのでそのまま私は前進あるのみです。
                     ここで単独首位となりまだまだ体には余裕がある。
                     しかしウインドブレーカが暑いです。27Km地点でウインドブレーカを脱ぎ棄てる
                     ことができる、ここまでは暑さとの我慢です。天候も良かったので思ったよりも早く暑くなる。
                     やっとの思いで27Km地点に到達し体も身軽になりました。脱いだ直後はとても寒いが
                     すぐに慣れる。
                     ここから私の本領発揮です。と言ってもペースは変わらず気合だけを心の中に
                     しまいこむだけです。
                     30Km通過、依然とイーブンペースで58分台で走っている。なかなかいいペースである。
                     このまま行けたらサブ11も可能かな?・・・・まだまだ早いかな?
                     約33Km地点を超えた辺りで国道を走っていると後ろから電光掲示板を掲げた車が通過、
                     タイムは0:24:??そう、72Kmランナーが来るのです。
                     先頭ランナーが通過、それもめっちゃ早い。こんなペースで走って大丈夫?というくらいだ。
                     もうしばらくすると片言の日本語で頑張れ!!と声を掛けてくる黒人が・・・。
                     よく見ると背中のゼッケンにカタカナでエリック・ワイナイナの文字が・・・。
                     えー、選手として走っているんだ。後で聞いた話ではスタータをしてから最後方より
                     スタートしたととか・・・、やっぱり早いものである。
                     有名人に声をかけられるのは気持ちがいいものですね。
                     40Km通過・・・、ペースが落ちている、この10Kmで63分もかかっている。
                     このまま落ち続けるとヒルツさん、タニマリさんに追い付かれてします。
                     でもまだまだ足は余裕はあるし走っている限りは抜かされることはないだろうとなぜか
                     確信???
                     今回の走りはかなり研究してフォーム改善をしてきました。
                     去年の丹後の屈辱が忘れられなくて今回の大会に臨んできました。福知山、篠山も
                     この富士五湖のために調整してきました。
                     フルを捨ててでの意気込みなので何が何でも走り続けなければならないのである。
                     省エネルギーローリング走法・・・・。


>>>> 前ページ

>>>> 次ページ

>>>> Diary Menu