Diary    『打倒ヒルツ!!!』   2/13

              樟葉駅5時始発のヒルツさんは既に到着し着替えも終わり準備万端のようである。
              すぐに着替えて荷物を預けてスタート付近に移動する。
              ・・・・早速、キノピーの姿が消える、どこ?どこ?どこ??と辺りを見渡すが見つからない。
              早くも作戦か?勝負はもう始まっているようである。勝手に思っているだけだが・・・。
              100Kmマラソンは勝負するようなレースではないと分かっており完走するだけでも十分であるが
              知った人がいると競争心が駆り出される
              もちろんのことながら隣りにいるヒルツさんも言葉ではゴール出来たらいいと言っているが心の中では
              1秒でも早く勝つぞと思っている。
              それくらいの心構えがないとこんな長い距離を走ることは出来ないのである。
              6時20分より開会式が始まり、大会委員長より力強い挨拶、楽しく走ろうをモットーに・・・。
              注意事項として公共の橋では必ず歩く事!!これが決まりのようである。
              後々、この注意事項がネックになるとはこのときは知らない私である。

              6時30分いざスタート、依然とキノピーの姿は見えない。
              周りは明るく爽やかな朝、既に晴天で暑くなりそうである。
              雲一つない快晴、ヒルツさんとキロ7でゆっくりと走る。
              キノピーは未だ行方不明、多分先行しているのだろうと思う。
              5年前にもこの大会に出場しているが以前とはコースが変わっているようである。
              大阪城内を1周し、噴水で折り返し大阪城内をしばらく走り外に出る。
              いきなりの公道歩道で歩く、まだまだ序盤、急ぐこと無くゆっくり歩く。
              大川沿いに出て上流へ向き走る。
              途中、ヒルツさんがトイレ休憩ではぐれる。
              しばらく走るとまた橋区間で歩き河川敷を走る。
              道中、いろいろなコスプレランナーを見る。
              ピカチュウ軍団、ワンピースのサンジ、ミニオン、草履ランナー、小坊主といろいろである。
              皆さん自信があるからコスプレができるのだろう。
              でも怪しそうなのは小坊主、やたらと礼儀正しく挨拶をし闘争心が全く感じられない。
              軽装であるがこういう奴が一番危ないのである。多分完走できないのだろうと予想する。
              バラ園に入るがバラはまだ咲いていない、朝が早いので歩行者も少なく、スムーズに走ることができる。
              バラ園にて折り返して再び同じ道を戻る。
              最初に渡った橋を渡り、対岸を下流に向けて走り淀川河川敷へ向かう。
              毛馬水門を超え河川敷にようやく最初のエイドがある。
              エイドでゆっくりしていたらヒルツさんが追い付いてきた。


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